来なかったら来なかったらで良かった、って感じだけど。
ってか……。
「八木原。
お前、いくらなんでも震えすぎ。
それでも男か?」
「そ、れは………っ」
「銃突きつけられただけでびびりすぎだっつの。
それでも若頭なんだろ?
これぐれえで……、ん?」
あれ、何かがおかしい。
八木原はクスリを服用してんだよな……?
クスリを売ってるぐらいだし、組でも……。
だったら、なんで。
八木原が喋った時、クスリの匂いがしなかったんだ…?
それに、目も据わっていない。
まさか………。
「八木原、お前…。
クスリやってないのか………?」
「っ!?」
八木原の体が大きく反応した。
やっぱり、か。
まさかとは思ったけど、本当だったとは…。
「――――全部、話してくれるな?」

