理人も、事の重大さに眉間に皺を寄せる。
「それは、面倒だね。
八木原組を明日潰すことは変更しないんだよね?」
「あぁ。
今はその対策を練らなきゃいけない」
「………。
僕、いいこと思いついた」
「へっ!?」
「でも、…月夜が麗桜組だってことは、暁たちにバレちゃうことになるけど」
いずれはバレることだってことは分かってたから、…大丈夫だよ。
「八木原組は潰す。
けど、組長と若頭の処分は紅蓮組に任す」
「…どういうこと?」
「そのままだよ。
八木原組は壊滅状態まで潰すけど、組長と若頭は俺たち麗桜組が処分するんじゃなく、紅蓮組に処分してもらおうってこと♪」
「へえ」
「もちろん、どんな処分にするかは紅蓮組次第だけど。
…で、勝手にこんなことしたお詫びに、僕ら麗桜組奢りの食事会をすればいいんじゃないかなって」
しょ、食事会……?!
そんなんで許してくれるの?

