黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ







観月からプレゼント貰うのって何年ぶりだろう。


小さい頃はよく、流行りのオモチャとか貰ってたな〜…。

なつかし。





「まあ、そういうことで、他のクラスは後々報告する。
部屋割は、三人一組。
この場で決めてもらうが……」


「観月ちゃん、僕もその宿泊学習に参加してもいい?」


「は!?」


「月夜の護衛役として、みたいな?」






私の護衛……??






「護衛?
月夜に護衛は……、
あぁ、そういうことか。
まぁ、それならいいだろう。
でもクラスは……」


「あぁ、僕?
僕、全国模試五位だよーん」


「……は、五位だ!?
お前がか!?」


「うん。
ねっ、月夜」


「あぁ、ほんとだよ、観月」


「うわ、信じらんねえ……。
けど、じゃあ、理人もSクラスか。

だったら、理人と月夜は部屋班一緒のほうがいいか……」





でも、部屋数の関係上、ぴったり三人に分かれなきゃならないらしい。


私が女だから、バレないようになるべく身内か、私が女だっていうことを知ってる人がいい。





「ねえ、月夜が女だっていうこと知ってる奴いないの?」





理人が耳元でボソッとつぶやく。


私が女だって知ってるのは、






「海翔なら知ってる。
バレた、前に」


「青龍の他の奴にはバレてないの?」


「うん、海翔、言わないでくれてるみたい」


「じゃあ、あと1人、海翔呼んじゃえば?」






確かに、海翔を呼べれば、それが一番助かるけど……。