黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ








確かに見る権利はある。


でもそれは親だ!

従兄が先に見るとかある!?



って、あぁーっ!!


もう見てるし……。





「…やっぱり、想像どおりだ。

よしっ!
月夜はSクラス決定だな」



「え、ちょ、理事長!?
コイツもSなのかよ!?」


「そうだ。
てか、成績はSクラストップだぞ、月夜は」


「はあ!?
暁より頭いいっつうのかよ!」





來希。

アンタ、私ってそんなに馬鹿に見えるわけ?


それ、すっごい私に対して失礼だよ!!





「当たり前だろ。
月夜より頭いい奴はいねえよ。
昔っから、ムカつくほど頭よくてさ。
毎年全国模試の常連さんで。

今回の結果も、またか、って感じだな、こりゃ」


「じゅ、順位は!?」


「だから、月夜より頭いい奴はいねえっつったろ?
だったら、鈍くなけりゃ、分かるだろ?」


「は……?!
まっ、まさか……」


「えー、月夜は、
全国模試、一位だ」





あ、今年もか。


順位下がってたらどうしようかと思った。






「「「えぇぇぇ!!?」」」






今までにない大絶叫が体育館にこだました。


みっ、耳が痛い……。






「月夜、五年連続、全国模試一位おめでとう。
これ、プレゼント」


「あ、ありがと…」