なんか…、嫌だ。
一番下っていうのは、私のプライドが許さない。
「月夜は受けてないけど、お前の成績は、今年の全国模試からだから。
今年も受けたろ」
「先月、受けた」
「結果見たか?」
「いや…、まだ」
「実は月夜の成績、ここにあるんだ〜。
俺もみてねえから、あとで発表な。
まあ、結果は想像つくけど」
なんで観月が持ってんだ、それ。
おかしくない?!
なんで!?!?
「全国模試受けたのかよ、月夜!?」
「らっ、來希!?
あ、えと、うん…」
「へっ、絶対成績悪ぃんじゃね?
あの暁でさえもあんま取れなかったんだから!
お前がいいはずがねえ」
失礼な。
私、バカじゃないけど?
てかそういえば、暁って頭いいんだね。
……見た目からして良さそうだなとは思ってたけど。
「Sクラスは、
下から、……くん、……くん、……〜、夏目、紅蓮。
今んとこ、その9人。
さて、月夜の結果を開封っと」
ここで開けるのか。
………って!
「ちょっと待った!!」
「どした?」
「そういうのって、まず本人が見るべきだろ!?」
「いーや!
保護者が先だろ。
いや、実際には俺は保護者じゃねえけど、従兄なんだから見る権利はあるよな?」

