黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ









「今まで学校に行って授業受けてた」


「暁からのメール見ただろ?!」


「あぁ、昨日みたよ」


「なら、なんで無視ったんだよ!」


「俺、無視ったつもりはないけど。
俺は暁のメールの通り、溜まり場に来たつもりだ」






時間かいてなかったってことは、いつでもいいって事でしょ。






「はあ?!」


「だって、暁のメールは『明日溜まり場に来い』だったんだぜ?」


「そうだよ!
だからなんで……」


「だから。
それ〝だけ〟だったんだよ」


「だけ…?」


「時間なんか聞いてねえんだけど。
知らねえから来れるはずねえだろーが。
ほら、証拠」






メールの画面を見せる。


一瞬ポカンとした皆さんは、今度は一斉に暁を見やる。





「あーきーら?
時間、書いてないってどういうこと?」


「伝えてねえなら分かるわけねえじゃんか!!」





一気に怒りの矛先が暁に向けられた。


当の本人は、





「あ…、わり、忘れてた」




…と、あっけらかん。