「…――――フッ。
見るも無残にぶっ潰してやりますよ」
「そーそ。
こんなクズ以下の物体なんて、いる価値なんかないじゃん」
普段なにも言わない藍と莉央までもが挑発にかかる。
「俺らをなめんじゃねえよ!
No.3の黄狼だぜ?」
「No.3?
ははっ、No.3とかよっわー!!!
なら僕たちに勝てるはずないじゃーん!
僕らは………」
「理人!!!
いいからやるぞ」
「あっ、ごめーん!
じゃー、やろっか」
危ねぇーっ!!
理人が口滑らすとこだった……。
―――――――…
―――…
それから、十分。
もちろん、私たちの圧勝。
「No.3って対したことないねーっ」
「俺ら掠り傷1つついてないんだけどー?」
「これじゃ、ウォーミングアップにもなりませんね」
「………よわ」
「本当にNo.3なのかよ、こんな弱っちぃの」
誰一人として掠り傷1つなく、誰一人として息を乱してる者もいない。
これくらいで疲れてたら、No.1のトップなんか務まらない。

