黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ









「青龍のトップさんじゃーん!
俺たちに何の用?」


「一般人に手出すんじゃねえ」


「おぉー、冷鬼じゃん!」





暁たちが来ても、余裕綽々でいる奴等。


あの暁にも怯えないなんて、ある意味肝が据わってる?



てか、あんな暁の目つき初めてみたわ〜。


結構鋭いねぇ…。





「あっれー?
新人くんいなくない?
柊くんは?」


「今日はいねえよ」


「残念。
柊くんに会いたかったのにさぁ。
俺たち柊くんと仲良くしたいんだよね〜」






私と仲良くしたい、だと?

どういう意味……?





「これだけ言っとくけど、柊くんは俺らの総長のお気に入りなんだぜ?

だから、黄狼は柊くんを襲いもしないし傷1つつけねえ。

それは安心しな」






はあ?!
私が杉田のお気に入りだあ?

ふざけんなっつの!!





「俺らが柊くんに手だしたら、チーム追放されちまうし…。
それに、柊くんは近い将来…―――、いや、何でもない」


「…なんだよ?」


「まあ、いいじゃん。
つかさぁ…。
なんで青龍は一般人を庇うの?」


「……は?」


「一般人なんて弱いだけじゃん。
強いものが上にいき、支配する。
弱肉強食のこの世界。
青龍は強いほうなんだからさぁ、一般人なんて庇う必要ねえよ?
ギャハハ!!」