黒蝶の溜まり場に着くと、いつもの様子とあまり変わらないみんなの姿があって安心した。
私がいない間に何かあったら…、ってここに来るまで不安だったから。
「ちわぁーっす!!」
「ちわ。
…ねえ、最近、トラブってたりしない?」
「はい!
平和ッスよ!!」
「そう。ありがと」
幹部室に入っても、やっぱり相変わらずふざけあう理人たち。
………よかった。
「あっ、月乃じゃん!
おひさ〜!!」
「青龍で何かあったのか?」
「…………月乃、なんか元気ない」
「莉央もそう思います?
俺もそう思いました」
鋭い莉央と藍は、私が元気ないことに早速指摘してきた。
別に気付かなくても良かったのに。
これは何て言えばいいかわかんないし……。
「……ちょっと、ね。
いろいろあったんだ」
「そうですか…。
詳しくは聞きませんけど、何かありましたら遠慮なさらず俺たちに言ってくださいね」
「…ん、サンキュ」
何だかんだで、みんなは優しい。
そういうとこが好き。
やっぱり、この場所や雰囲気が一番。

