「で、問題って?」
「あぁ。
No.3の〝黄狼〟の奴らが、少しだけど動き出した」
全国No.3である暴走族
〝黄狼‐キロウ‐〟
黄狼は、全国No.3という座を実力で手に入れたわけではない。
卑怯な手をつかって手に入れた地位。
鉄パイプを使うのは当たり前。
酷いときは、銃やナイフまで使うチームだ。
私たち黒蝶は、前から黄狼には目をつけてはいた。
いつかは潰さないといけない時が来ると思ってはいたが、
今とはね……。
「最近、関係ねぇ族を潰した」
「チッ。
関係ねぇ族に手を出したのか……。
様子を見るしかねぇな」
様子を見るっていっても、先に食い止めとかないと被害が大きくなる恐れがある。
早めに潰しといたほうがよさそう。
けど、黒蝶にはまだ被害は出てないから、手はだせない。

