黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ










「で、問題って?」



「あぁ。
No.3の〝黄狼〟の奴らが、少しだけど動き出した」







全国No.3である暴走族


〝黄狼‐キロウ‐〟




黄狼は、全国No.3という座を実力で手に入れたわけではない。



卑怯な手をつかって手に入れた地位。



鉄パイプを使うのは当たり前。


酷いときは、銃やナイフまで使うチームだ。





私たち黒蝶は、前から黄狼には目をつけてはいた。


いつかは潰さないといけない時が来ると思ってはいたが、


今とはね……。







「最近、関係ねぇ族を潰した」



「チッ。
関係ねぇ族に手を出したのか……。

様子を見るしかねぇな」








様子を見るっていっても、先に食い止めとかないと被害が大きくなる恐れがある。



早めに潰しといたほうがよさそう。





けど、黒蝶にはまだ被害は出てないから、手はだせない。