「私、月夜くんのファンなんです!」
「ファン…?
あ、ありがと……?」
「早速友達に自慢しちゃおっと!
助けてくれてありがとうございましたっ!!」
足早に去っていく彼女の後ろ姿を呆然と見ていた。
私のファン……??
なぜ、私にファンなんかいるの?
喧嘩してるんだよ。
怖いはずでしょ?
なんで………。
「月夜くんっ!!!」
「……航太、か?」
「やっと見つけた!
いままで何処いたの?
学校にも来てなかったみたいだし、溜まり場にも来ないから心配したんだよ?」
航太が駆け寄ってきた。
額からは汗が浮かんでて、必死で捜してたことが伺えた。

