キラリと鋭く光る暁の目。
きっと、私が言うことを、嘘か本当かを見極めてようとしているんだろう。
暁や航太は、私の嘘を見極められるのかしら?
もっとも、見極められないだろうね。
てかね、これから嘘なんかつかないけど。
「俺の組の名前を知ってどうするわけ?」
「チームの奴のことは、把握しておかなければならねえだろ」
「それは本当にチームとしてか?」
「…どういう意味だ?」
「…――1つの組の若頭として、じゃねえのかって言ってんだよ」
「っ?!」
「お前、紅蓮組の若頭なんだろ?
あと、鐘田組の若頭が海翔で藍川組の若頭が咲希斗。
紅蓮組、鐘田組、藍川組は同盟を組んでいる。
―…そうだろ?」
暁たちは、組として俺の実家が何処かを知りたいわけじゃないってことぐらい、わかってる。
暁たちは、本当にチームとして、チームのトップとして知りたいだけだ。
けどそれじゃあ、誤魔化しがきかないでしょ?

