軽く真咲さんに嫉妬していたら、あっという間に青龍の溜まり場に到着。
真咲さんったら、ご丁寧に中まで入ってきちゃったもんだから、
下っ端くんたちの視線が痛い……。
「ここでいいかな?」
「外に止めてくれてもよかったのに…」
「いいじゃん。
青龍がどういう奴らか、見極めたかったんだよ」
大事な月ちゃんを預けても大丈夫な奴らかどうかをね、と続ける。
まったく、真咲さん、親父よりも過保護なんだよね。
昔から、親父以上に私に対して過保護。
自分の息子である理人よりも、だ。
私が小学校低学年の時。
友達と遊びに行こうとすると、心配だからと言って付いて来たり、
高学年になっても、1人で出歩こうものなら、後にこっぴどく叱られた。
でも、よく遊んでくれたし、私のことを思ってのことだと知っていたから、嫌じゃなかった。
寧ろ、過保護じゃない真咲さんは嫌だ。

