「またタイマンでも張ろっか」


「そうだね!
賛成。
今は酒飲んじゃってるから、次やろう!」


「負けないよ?」


「私こそ!
今度こそ負けない!」







真咲と話に花が咲き、気づいた時には宴も終盤に差し掛かっていた。


途中から理人も加わり、黒蝶の話や青龍の話もした。



私が掛け持ちしてる、と言ったら、真咲まで面白そうだって言うんだもん。


みんなして面白がっちゃってさっ…。




私はおもちゃじゃないのに。





「もうお開きとするか。
もう深夜だしな」







親父の一言で宴はお開きとなった。