「…―――っっ!!?
咲希、斗と、海翔…………!??」
咲希斗と海翔の2人だった。
2人は、銃を突きつけられていた。
「なにしてんだ!
銃突きつけるなんて………っ!
卑怯だぞ!?」
「俺たちだって!!
こんな卑怯なマネしたくないんッスよ!!!
けど……っ!」
「こんなことをしてまでも、月夜坊ちゃんに帰ってきて欲しいんです」
「これは親父っさんからの命令ではありません。
俺たちの意志でやっていることです」
…――そんなの、知ってるよ。
親父が、卑怯なマネは一切しないということなんて、とっくに知ってる。
みんなだって、卑怯なマネをするのは嫌い。
なのに、今こんな事してるってことは、
そんなに私に帰ってきて欲しいということ…?
「俺たちは、坊ちゃんが帰ってきてくれるのを心待ちにしています!」
「どうか……っ!
帰ってきてくださいよっ…!!
俺たちの組には、若が必要なんです」
…こんなに、暖かい奴らだったっけ?
麗桜組はもっと、冷たい奴らばっかだと思ってた。
………ただ単に、私が勘違いしてた、だけ?

