キキィーーッ!!!
「…――――っ!?」
突如、神社にたくさんの車が入ってきた。
黒塗りのスモークガラスの車。
そして、その車らが私たちを取り囲む。
囲まれた?!
逃げ道は、もう既にない。
この車……、恐らく、組の物。
一体、どこの組のものだ………?
ガチャ、と車の中から大勢の真っ黒いスーツを着た〝いかにも〟な奴らが降りて、
再び私たちを囲む。
奴らをじっとみて、…――――息をのんだ。
だって殆どが、私の見覚えのある顔ばかりだったから。
まさか、まさか…―――――っ!!!
神社の入り口付近に止められた一台の車の中から、わたしの予感を的中させる人たちが降りてきた。

