…―――翌日の朝。
バイクに乗り向かうのは、学校。
…―――ではなく、私の〝居場所〟。
学校は今日はサボるつもり。
何故かというと、
朝、仲間の1人から連絡があって呼び出されたわけ。
なんでも、トラブったらしい。
しかも、かなり大きな問題らしい。
その〝居場所〟につくと、みんな慌ただしく動き回っていた。
「「「ちわっす!総長!!!」」」
「あぁ、おはよう」
私が通る道をあけて、頭を下げ挨拶してくれる下っ端くんたち。
みんな、黒をモチーフとした特効服を着ていた。
ここは、全国No.1である、
〝黒蝶‐コクチョウ‐〟
の溜まり場。
そして私は、
黒蝶史上最強と謳われた、現役総長。
〝紅蝶〟
なんだ。
それが、あの学校で私が必ず隠し通さなければならない秘密。

