グループは、
咲希斗と海翔、憐慈と來希、そして紅蓮と夏芽に私となった。
グループそれぞれに、この辺りの地図が配られ、名所もどきのところに印がついている。
この辺、地図が無くてもわかるんだけど…。
「いいか?
15時がリミットだ。
それまでにスタンプ貰ってこい」
「乗り物使ってもいいの?」
「ダメだ。
全部歩き、…あ、でもチャリならいい。
外にある」
じゃ、チャリで行くとするか。
道知ってるなら、その方が速い。
「じゃ、さっさと行っちゃおう。
…チャリ借りるから」
「チャリで行くの?」
「あぁ、その方が速い」
ホテルを出て、咲希斗たちと別れ、チャリに跨った。
「道知ってるから、着いてくるだけでいい」
「そっか、地元だもんね。
じゃあ、月夜くんに任せるとするよ」
出発して思ったことだけど、
夏芽はいいとして、紅蓮のチャリ乗ってる姿って想像つかない。
チラッと後ろをみると、いつもの無愛想顔で乗っていた。
なんか、………あわない。

