なのに、
「それ賛成!
もちろん、僕選んでくれるよね?!」
「俺だよな?」
「俺とペア、組んでくれ!」
三人はノリノリで賛成してくれちゃって、一気に私に詰め寄ってきた。
「んっと、1人あまるから、月夜。
2人選んでいいぞ」
「…和志。
あとで覚えてろよ?」
「あとで、って何時のことだかね〜」
むっかぁーっ!
和志、マジむかつく!
絶対締めてやんだから!!!
………って、それより、こん中から2人、選ぶんだよね。
私となりたい、っている三人は抜いておこう。
三人のうち二人選んだら、残りの1人が可哀想。
それに、静かな奴がいい。
この三人は割と煩い。
だから残るは、紅蓮、夏芽、海翔。
うーん……。
じゃあ、
「……咲希斗たちには悪いけど。
紅蓮と夏芽にするわ」
「えぇーっ!?
何でよっ?」
「無口で無愛想と、いっつも笑ってる腹黒がいいっつうのかよ?!」
「…來希?
そんなに殴られたいのかな?
月夜くん、選んでくれてありがとう」
來希、総長と副総長にそんなこと言っていいのか?
ほら、紅蓮、睨んじゃってるって。
私が2人を選んだ理由は、ただ単純に、
今まであんまり話したことがなかったから。

