黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ









「月夜くん。
この女の子、だれ?」


「ん?
…あぁ、俺の中学時代からの親友の繭」


「青龍の幹部さんたちだよね?
私は、田中繭!
『舞姫』っていうレディースの総長してるんだ!
よろしくね」





ピクリと、〝舞姫〟に反応したみんな。


まぁね、舞姫っていったら、レディース界のNo.1だもん。


その総長だし、驚くのも無理はない。






「舞姫総長の〝マユ〟って、君のことだったんだね」


「マユと親友だなんて、つっくん凄い!」






繭と親友って、凄いことなの……?






「感動の再会はここまでにして。
早く出発するぞ」





観月の合図に、私たちは動き出した。


今日は何でも、2人一組になってスタンプラリーをするらしい。



ここら辺の名所…、みたいなとこに、先生たちが待機していて、スタンプをそれぞれ押していく。


…で、一番早く全部スタンプを押したグループには、ご褒美が貰えるんだって。