「さぁ、やんだろ?
かかってこいよ」
「はは、テメェなんか一発でしとめてやっよ?」
一人が殴りかかってきたが、…スピードが遅すぎる。
パンチをいなし、がら空きの鳩尾を蹴った。
呆気なく相手は意識を無くした。
そっちのほうが一発でやられちゃってんじゃん。
カッコわるっ!
それからも、正確に相手の急所を一発であて、全員気を失い倒れ込んだ。
「黒蝶は下っ端も強いんだぜ?
…―――覚えておきな。
アンタらみてえな汚ねぇ奴らに黒蝶のメンバーが負けるはずがねえ。
無闇に喧嘩売らねえほうが、身のためだ」
クッ、と笑う。
意識のない相手に言っても、無駄だけどな。
「お前ら、帰るぞ!
〝K〟、迷惑かけたな」
「どうってことねえ。
早くそいつ等を引き取れっつの、観月」
ようやっと現れた、観月と和志。
息を切らしてる分、慌ててこっちに来たのが伺えた。

