黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ










私に似合う髪飾りを、真剣に探す2人を見てると、…笑えてくる。





「徹!
これなんかどう?」


「お、いいんじゃね?
ナイス、朔!」




私の髪にあて、即買いしたその髪飾りは、

紫色した蝶のピンだった。




「うん、これで完璧!
明日、これ着てきて下さい!
…あ、いや、明日の朝、俺たちの部屋に来て下さいね」


「わかった、わかった」






こうして私の買い物終了。


偶々、ジュエリーショップの前を通りかかった時。





「…あ、ここ入っていいか?」


「いいッスよ」





あるピアスが目に入った。


それは、龍のピアス。

龍の真ん中に、青いストーンがついている。



それが、青龍みたくて惹かれた。






「なぁ、2人ってピアスの穴あけてるか?」


「はい、あけてますけど……」


「このピアス、オソロで買わねえか?」


「いいっすね!」


「賛成ッス!」






提案すると、目を輝かせる2人は可愛かった。


残りのお金でピアスをかった。



私の残金、二千。


結構使っちゃったな。

無駄使いするつもりなかったのに。