ホテルに帰ってきたのは、結局夜中の3時頃だった。



溜まり場で、明日からの計画の確認とトラブルの処理をしていたら、あっという間に日付が変わってしまっていた。







「はぁ、ねみ……」







寝ると言っても、起床時間まであと四時間しかない。


全然寝れないじゃん…。


昨日は、海翔に女だってバレるわ、喧嘩売られるわで疲れてるっつーのに。





たった四時間だけしかないけど、寝るしかない、か。





………朝、起きれるかな。


このまま寝たら、絶対寝坊しそうなんだけど。



そしたらまた昨日みたくなんじゃん。




……―――起きてよう。