「おいテメェら!」
溜まり場に帰ろうとしていた時、
ド金髪ヤローを筆頭に30人くらい引き連れ、私たちに絡んできた。
「俺たちの許しもなく目立たれたら、困るんだよなぁ。
カラフルな頭して、んなに目立ちてぇのか?ん?」
どーゆう理由で喧嘩売ってんだよ。
喧嘩好きって、どうでもいいことで喧嘩売るよな。
ほんと呆れるわ。
でも、喧嘩は売られたら買う、がモットーだしね。
買ってやろうじゃん。
「観月、和志。
青龍を連れて先にホテルに戻ってくれ」
「喧嘩、買うのか?」
「売られたら買う、それが俺ら5人のモットーだからな。
コイツらは俺らの〝獲物〟だから、くれぐれも邪魔すんなよ」
「な…、んでだよ?
月夜だって、青…――――」
「來希。
……るせぇよ、黙れ。
さっさとホテル戻れ」
冷たくして、ごめんな?
でもコイツらは、俺ら黒蝶の獲物だから。

