それから長ったらしく説教され、ほんとうんざり。
「……で、理人たちも来てたのか」
「うん、当たり前!
でさ?
ちょっと、月夜連れてっていい?」
「なんでだ?」
「あのこと、だよ!
月夜がこっちにくるの久々だし、またいつものメンバーで〝あそこ〟に行きたいんだ。
和志さんなら、わかるでしょ?」
パチッとウィンクする理人。
あそこ、って、黒蝶溜まり場のことだよね?
何かあったのかな?
「……あぁ、わかった。
じゃあ、月夜だけ、
修学旅行中の自由な行動を許す!
久々の故郷なんだから、昔のダチと遊んで来いよ?
どこ行ったって構わない。
けど、明日までには帰ってくるんだぞ?」
理事長の観月から許可をもらった。
よし、これで計画はうまくいくかな?
本当は、私から許可をもらうつもりだったんだけどね。

