そして、もうすぐ急降下しようかという所に差し掛かった。
うわ、あとちょっとだ!!!
急降下を目前に控え、凄く興奮気味の私は、…………とんでもない失態をおかしてしまった。
「…………ヨル、怖くないか?」
「平気だってば。
〝私〟を誰だと思ってんの?!」
…―――私はまだ、失態に気付かない。
そして………。
「キャァーッ!!!」
水に向かって真っ逆さまに急降下。
バッシャーンと水しぶきがあがり、
気づいたら私たちはびしょ濡れ。
「わ、びしょ濡れじゃんか!
服どーしよ…」
「…………これ、パーカー上から着てれば?」
「替えのパーカー持ってきてたのか?
サンキュ!」
海翔から渡されたパーカーを素直に羽織った。
それにしても、ほんっとにびしょ濡れじゃん。
髪までびしょ濡れだし………。

