何も問題が起こることなく、日が段々暮れてきた頃。
確か、今日は夜の8時くらいまでここに居ていいんだっけ?
「ねぇ!
僕、お化け屋敷入りたいなぁっ!」
ギクッ
お、お化け屋敷…、だと?
お化け屋敷と提案したのは、咲希斗。
周りも乗り気になる中、バチッと來希と目が合ってしまった。
げっ……、嫌な予感…。
「月夜。
……逃げんなよ?」
意地悪く笑う來希に、寒気がした。
「どうしたんだ?
月夜がどうして逃げんだよ?」
「さぁな。
月夜本人に聞いてみれば?」
「月夜?」
「な、なんでもねぇよ………」
どうにかして逃げないと……。
來希は仕方ないとして、他の青龍の奴らにまでバレるなんて嫌だ!
「………月夜。
…ちょっと、付き合って」
「…は?
って、ちょ、鐘田!?」
何を思ったか、鐘田は私の腕を掴み、何処かへ引っ張ってゆく。

