電話で支配人に、裏口に車を用意するよう伝えた。
「…ついて来い」
「どこ行くんだよ」
「どこって、遊園地」
「はあ?!」
「観月と和志に怒られたくないんだろ?
だったら、俺について来い」
みんなを引き連れ、一階に降りていく。
裏口には、すでに支配人の姿が。
車ももう用意出来てるみたい。
「お待ちしておりました、月夜様」
「突然でわりぃな。
サンキュ。
…で、仕事、順調?」
「はい、お陰様で順調でございます。
売上も昨年より上がっております」
「そう。
それは良かった。
…で、観月たちはどうしてる?」
「ロビーでお待ちになっていますよ。
…少々、お怒り気味でしたけど」
やっぱり……。
裏口から来て良かった。
あの二人に怒られたら、私はともかく、青龍が可哀想。

