店の中に入ると、女の客でいっぱい。 タケはモテるからな。 おそらく、タケ目当ての客が大半だろう。 「タケ」 「お、月夜! 久しぶりだなぁ」 「よっす。 二階、行ってるから」 二階に行く途中、まったく知らない女からメアドの書かれたメモを何枚か渡された。 ……あとで捨てるけど。 あとで聞いた話だけど、あの憐慈とこの店で会った日から、私目当ての客も来てるんだとか。 「タケが仕事終わるまで寝よう」 ベッドに横になって、一分もしない内に寝てしまった。