「えっ、つっくん逃げたぁーっ!!!」
咲希斗に悪いと思いながらも、駐輪場までダッシュ。
後ろから、追いかけてくる気配はしたけど、
バイクに乗ればこっちのもん。
駐輪場までようやく着いた。
「ふぅ……」
バイクをだし、跨ろうとした。
けど………。
「つっくん捕まえたぁー!!」
「ぅわっ!!」
後ろからガバッと勢いよく抱きつかれたもんだから、
バランスが崩れその場に尻もちついてしまった。
「いってぇ……」
「痛かった?!
ごめんね、ついつい〜」
ついつい、じゃねぇ!!
ほんと、もう……っ。
「咲希斗、何やってるの?
転校生、困ってるじゃん」
「あはは!
でも、捕まえたよ?」
その後ろから。
青龍の幹部と思われる五人組がやってきた。
はぁ、関わりたくなかったのに。

