翌日。





「月夜くん、ありがとね〜!
すっごく助かっちゃった!」


「魅來と夢希の世話、大変だったでしょー?
私が肩揉んであげる」


「亜希姉ちゃん、ずるーい!
私もマッサージしてあげる〜!」



「い、いえ、そんな疲れてないですし…、気を遣わなくても……」







ご両親とお姉さんたちが帰宅してきて、無事子守を終えた。


…―――かと思ったけど、亜希さん咲希さんに捕まり、なかなか帰れず…………。




自宅に着いたのは、真夜中になってからだった。




なんか、子守よりも、亜希さんたちの相手のほうが疲れた……。









こうして、2泊3日の子守生活は幕を閉じた。