ようやっとコンビニに到着。
どうやら、〝アイツ〟はもうきてるみたい。
駐車場に、〝アイツ〟の愛車が停まってるんだもの。
車の窓をコンコンと叩くと、窓がウィーンと開いた。
「来るの遅いですよ。
普通約束したら、ちょっと早く来るのが常識でしょう?
なのに、十分も遅刻です」
「相変わらず時間にはうるさいな、藍は」
はい、呼んだのはあの藍です。
藍は真面目っぽいけど、車好きの車オタクなんですよ。
で、免許の取れる18歳になって直ぐに免許を取得。
「行き先は、電話で伝えた通りだから、よろしくな。
…ほら、この車に乗れ」
「誰の車ー??」
「藍兄ちゃんっていう人だよ。
俺のダチで、とってもいい奴だから、安心してな?」
後部座席のドアを開け、中に入るよう促した。
人見知りなせいか、初めはなかなか入ろうとしなかったけど。
私が藍のフォローで、恐る恐るだけど入ってくれた。
「須藤も。中入れ」
「あぁ」
みんな車に乗ったのを確認し、車は発信した。

