咳もようやく落ち着いてきた頃、
ようやく私の存在に気づいた。
「おま…っ!?
なに……したんだ?!」
声が掠れているのは、タバスコのせい。
目も涙ぐんでるし!
いつもの須藤じゃ見れないよ、こんなの!!
「ん?
コレを口の中に入れてあげただけだけど?」
「たっ、タバ…ッスコ!?
バッ…、カじゃね…えの!!?」
「全然起きないお前が悪い。
今日は出かけるっつってただろ」
「いくら…っなんで、も……、タ…、バスコは、ねぇだ…、ろうが…っ!!」
相当効いたのか、まだ上手く喋れてない。
いい気味だな、こりゃ。
須藤も起こし終わったことだし、朝食作らないとな。
「落ち着いたら、下下りてこい。
水、ここに置いとくから」
下に降りると、アニメ番組を見てる2人が目に入った。
とっても仲良しな双子だよねぇ〜。
……昔の私たちを見てるみたいだ。

