黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ










咳もようやく落ち着いてきた頃、
ようやく私の存在に気づいた。






「おま…っ!?
なに……したんだ?!」




声が掠れているのは、タバスコのせい。


目も涙ぐんでるし!


いつもの須藤じゃ見れないよ、こんなの!!






「ん?
コレを口の中に入れてあげただけだけど?」


「たっ、タバ…ッスコ!?
バッ…、カじゃね…えの!!?」


「全然起きないお前が悪い。
今日は出かけるっつってただろ」


「いくら…っなんで、も……、タ…、バスコは、ねぇだ…、ろうが…っ!!」






相当効いたのか、まだ上手く喋れてない。


いい気味だな、こりゃ。



須藤も起こし終わったことだし、朝食作らないとな。







「落ち着いたら、下下りてこい。
水、ここに置いとくから」






下に降りると、アニメ番組を見てる2人が目に入った。


とっても仲良しな双子だよねぇ〜。


……昔の私たちを見てるみたいだ。