私だけ起きて、須藤だけ寝てるなんて、…ずるいよね?
「起こしてくる。
…お前らも来るか?」
「「うん!!」」
須藤の部屋に入ると、
須藤は、口を大きく開けていびきをかきながら寝ていた。
掛け布団は、最早掛け布団の意味を成してない。
「はぁ…。
よし、起こすとするか」
さて。
どうやって起こすとするか…。
顔に落書き?
…それは可哀想か。
じゃー…。
「ふがっ!
………スースー」
「………。
起きねぇ」
鼻を摘んだけど、起きない。
布団を剥がしても全然起きない。
頬を抓ったり、くすぐったりしたけど、起きる気配全くなし。
「チッ」
流石にキレちゃった私は、キッチンに向かった。
魅來と夢希は不思議そうな顔でこっちをみる。
「安心してな?
俺が今すぐに起こしてやるから」
「つ、きにぃ…?」
「こ、わい……」
「あ、ごめんね。
怖がらせちゃったか…。
ちょっと、待ってて」
二人は、いつもと違う私が怖かったみたい。
怖がらせちゃって悪かったかな…。

