バタンッ…―――!!





「柊!?
…いた、って、何んなとこにいんだ!??」






風呂上がりの須藤が慌てて部屋に入ってきた。


もうお風呂からでたんだ。






「あ?掃除してただけだっつの。
埃酷かったぞ?」



「綺麗になってる…。
掃除してくれてサンキュ、な。
俺、掃除やると逆に散らかしちゃうんだよ」







…だろうとは思ったよ。


須藤らしいっちゃ、らしいけど。


どうにかならないのかな…?







「って!
なにみてんだよ!」



「何って…。
青龍のアルバムだけど」



「見んなっ!」







アルバムを奪われた。


今更遅いのに……。






「みんな、楽しそうだったな」



「当たり前!
青龍はとっても楽しい奴らばっかなんだからよーっ!!」



「だろうね。
…で、なんでベッドの下に隠してあったんだ?」


「姉貴とかお袋が勝手に部屋に入ってきて、人の勝手に見るときがあったんだよ…。

これだけは見られたくなかったんだ」



「泣いてる写真があるからか?(笑」



「んなっ!!?
おま…―――っ!?」



「ぷっ」







須藤、顔真っ赤…っ!


受ける…!!!