「じゃあ、俺はこれで失礼します」
「月夜くん!
週末のお留守番、手伝ってくれるんだって?
ごめんね?
ライくんがこんなダメダメで…」
「大丈夫っスよ。
子守とか得意なんで」
「柊、すまない、姉貴たちとか、いろいろ…」
「楽しかったし、謝る必要はないだろ?
じゃ、また」
玄関を出ると、空にはたくさんの星の数々。
…――――ケンちゃん。
アナタは、元気にしてますか…?
久々に、ケンちゃんを思い出した。
最近は、いろいろ忙しくて思い出すことは少なかったんだけど…。
大分落ち着いてきて、間近で〝家族〟というものを見てきた今。
君を、ケンちゃんを、思い出してしまう。
出来れば、また君に逢いたい。
また、きっと………。

