「…―――両方だ」
「お前、一回、実家に帰ったらどうだ?
三年ぐれぇ帰ってねぇだろ」
「…帰んねぇよ。
あんなとこに帰りたくもねぇ」
「帰りたくもねぇ、ってお前なぁ……」
…―――その時だった。
ガラッ!!!
「咲希斗〜!月夜〜!
遅ぇ…、ぞ………、
って、なんだ?
この空気……」
「なんだか、空気ピリピリしてるね。
あれ?さとっちゃんに月夜くん、どうしたの?」
青龍のトップたちが教室にぞろぞろと入ってきた。
「ちょ、みんな、KYだよ!
ちょっと黙ってて!」
「…は?
何で…………」
「血の繋がった家族だろ?
そろそろ、一回でも顔を出した方が……」
「うるせぇんだよ!!!!」
青龍が入ってきたのも気にせず、話を続ける。
いきなり、怒鳴った私に驚いている憐慈たち。
けど、そんなの私には関係ない。

