「嘘だと思うなら、さとっちゃんにでも聞いてみれば?」
黒板の前に、腕を組み目を瞑っている悟也の姿が目に入った。
………待って?
クラスメートたちが提案した場所を最終的に決めるのは、悟也だよね?
そして悟也は、私が黒蝶の総長だってことを知ってるんだよね………?
段々と怒りがこみ上げてきた。
何で許可しちゃったの!?
悟也なら、ダメだって言えたのに!!!
こっちが、正体を隠してるのは分かってるんでしょ!!?
一体、どういうつもりなの、悟也はっ!!!!
私は、悟也のとこまで歩いていく。
その途中、通り過ぎたクラスメートたちは、何故か顔を真っ青にしていた。
あー、私、相当キレてんだな……。
クラスメートたちは、何も悪くないのに…。
でも、悟也が悪いんだからね?

