明日の朝、片付け大変だろうな……。
そう思いながらも、片付けようとはせずに壁にもたれかかった。
あの、いつもニコニコしてる咲希斗にも〝闇〟があった。
それは、もう過去形だと思うけど。
やっぱり、誰にだって辛い過去や闇がある。
……もう、咲希斗は大丈夫だ。
私に話し終えた時の笑顔は、すっきりしていたから。
心配することは、もうない。
きっと、少しずつだろうけど、心の闇はなくなっていくだろう。
安心したのと同時に、私は眠りについた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…