「僕が藍川組の息子だってことが、学校にバレたからなんだ。
みんな僕を避けるようになって、
怖がったり、触れてくるのを嫌がったり…」
……っ!?
それって、イジメに近いんじゃあ……!!
「冷たい視線、言葉に堪えきれなくて…。
―――僕は壊れた。
毎晩繁華街に繰り出して喧嘩三昧。
家にも帰らず、学校にも行かず……。
そんな日々が半年も続いた。
そんな時だった。
―――暁に出逢ったのは」
紅蓮と………??
「街でいつものように暴れてた時。
暁が僕の前に現れた。
そしたら、急に。
ほんと、突然にだよ?
〝俺の仲間になんねぇか?〟
そう、言われたんだ」
紅蓮の話になった途端、
咲希斗の表情が少し和らいだ。
…―――そっか。
咲希斗は、紅蓮に救われたんだ。

