咲希斗の後を着いていく間。
何人もの人に挨拶された。
その誰もが暖かい。
「あぁっ!
遅いっすよ!?
待ったんですから!」
「ごめん〜!
詫びに、はいコレ!
お菓子と酒とつまみ」
「酒買えたんすか!?」
「つっくんが買ってくれたんだ!」
大広間には、クラスメート全員が揃って待っていてくれていた。
1人ずつお酒を配り終え、
「じゃー、乾杯しますか!
かんぱぁーいっ!!」
缶同士を軽くぶつける音が幾つか鳴り、酒を飲み始めた。
私は結構酒に強いし、酔いつぶれることはまずない。
けど、普段飲み慣れていないクラスメートは、すぐに酔っぱらったり、眠ってしまったり……。

