「ちわっす!
若、新しいダチっすか?!」
「そうだよ〜!
最近転校してきた、柊月夜くん。
僕たちの新しい仲間なんだぁ!
あと、青龍の幹部になって貰ったの!」
私たちに真っ先に話しかけてきたのは、
茶髪の髪をサイドバックしていて茶色い目をした男の人。
咲希斗の様子を見て、随分親しい間柄のよう。
「へぇ!
それじゃ、喧嘩強いんすね?」
「本当に強いんだよ、つっくんは!
もしかしたら、僕よりも強いかもしれない!!」
「若、楽しそうっていうか嬉しそうな顔してますね。
相当月夜くんのことが気に入ってらっしゃるみたいですね?」
「あったり前だよ!」
2人の間に、確かな絆があるのは伺えた。
おそらく、いや、きっと………。

