來希が切れかけたが、すかさず柊が止めた。 來希がキレたい気持ちも分からんくはないが、 今のは柊が正しいだろう。 今ここで暴力沙汰が起これば、美都が来るに決まってる。 面倒なことになるのは嫌だ。 「当たり前だろ。 髪型みりゃ分かるだろ? この通り、喧嘩好きの不良どもだからな。 それぐれぇ、知ってて当然」 ……あぁ、やっぱり。 コイツら、喧嘩するんだな。 見た目と同じ、ってわけか。 柊が族に入ってないってことは、コイツらも入ってないだろうな、きっと。