―――紅蓮side
柊の知り合いからのふざけた放送。
柊は、顔を引きつらせ、指定された進路学習室にまっしぐら。
慌ててあとを追う俺たち。
着いた進路学習室の中には、これまたカラフルな頭をした男たちが椅子に座ってくつろいでいた。
コイツらが、柊の知り合いか?
その知り合いたちは、柊がキレても何も動じることはなかった。
逆に、俺らのほうが反応してしまったぐらいだ。
柊が、こんな風にキレる所を初めて見た。
初対面の時から、俺たちの前では無表情か少し切れ気味の表情が当たり前だった。
ようやく、今日、笑顔を見せたってところだ。
けど、コイツらには、たった数分なのに、いろんな表情を見せる柊。
それほど、柊はコイツらのことを信じてるってことだ。

