結果発表も終わった。
このまま流れ解散、とのこと。
その前に、このコスプレから着替えないと……。
青龍のみんなと教室に戻っていると、一つの放送が…………。
『…―――うわ、ちょっとお前……!
いってえ、押すなよ………っ!』
…―――――は?
思わず足を止めてしまった。
それは、青龍もそうだった。
『退いた退いた!
…月夜ぁ〜!
まだ校舎内にいる〜?』
青龍の視線が私に集まる中、私は血の気が引いた。
この声って、まさか…――――!!
『…―あ、僕、理人!
あと他4人くらいいるよ〜!
月夜に会いに来ちゃった☆
コスプレのまま、進路学習室に来てね〜!』
『おいっ!
理人ばっかずりぃぞ!
…月夜?
今、青龍の奴らと一緒にいるだろ?
こっから丸見えだ!
突っ立ってねぇで早く来いよ!』