「さ、様になってる…」
「本当の悪魔みてぇ…」
みんながポツリポツリ呟いていて、
なんとなく理由はわかった気がする。
「瞳の色、赤にしたんだね?
すごい悪魔っぽいし、つっくんにもあってる気がする」
「ああ、なんか悪魔っていったら、赤なイメージだったから……」
「それ、カラコンっしょ?
カラコンにしては、色が濃くない?」
…………気づく奴が、1人いたな。
咲希斗の一言を聞いたみんなも、ようやく気付いたのかざわつき始める。
…そう、天然の赤の上にカラコンの赤を被せたんだ。
濃くなるのは当たり前。
不安だったのはこのこと。
気付く奴はいないと思ったが……。
咲希斗、鋭いな。

