「へぇ〜!
文化祭やるんだ」
「出し物なにやんだ?」
文化祭のことを話すと、興味津々な理人たち。
「んと、魔界喫茶、ってやつ。
なんか、悪魔のコスプレするみてぇ」
「そうなの?!」
「もちろん、月乃は表だろ?」
「まぁ、な」
一気に機嫌が悪くなった私。
そこは一番触れて欲しくなかった。
なんか……。
またイライラしてきちゃった。
「お、おい、どうしたんだ…!?」
「…………怒ってる」
「なにかあったんですかね?」
私のあまりの不機嫌さに、慌てるみんな。
でも、地雷を一度踏まれると止まらないのが私である。

