何も言えないまま、他のクラスメートの役割が決まり、今日の授業が終わった。 そして、放課後。 黒蝶の溜まり場に向かおうと、駐輪場に行くと、バッタリと青龍の六人に会った。 「あ、月夜じゃねぇか。 今日溜まり場来れねぇんだろ?」 「あぁ」 「明日は来いよな」 「わかってる。 それじゃ」 随分、親しくなったな、青龍とも。 最初の頃は、私が逃げてたからか。 いつまで私は青龍にいようか………。 そんなことを考えていたら、もう黒蝶溜まり場に着いていた。