みんないい奴らばっかだった。 1人ずつ順番に話していってたら、 あっという間に外は薄暗くなっていた。 「そろそろ帰るかな。 じゃ、みんなまた!」 「総長たちに言わなくていいんスか?」 「帰るのは自由だろ? 大丈夫だって。 バイバイ」 二階にいちいち上がるのもめんどい。 私は、青龍の溜まり場を去った。