「そんな心空こそ。なに、その格好。目立つバッシュなんかはいちゃってさ。もしかしてバスケ部に入ったの?」
「昨日入部したんですけど、今辞めたとこです」
「出た。心空の気まぐれ。どうせ上手く行かないことでもあって、辞めるとか言ってるんじゃないの?」
「え!?」
綾先輩の台詞にドキリとする。
「その顔は図星でしょ?」
綾先輩の得意げな顔に、私は頬を膨らませた。
「また私が止める役やらなきゃいけないのかな?」
綾先輩がそらせた私の顔をニコニコしながら覗き込む。
私はプイと顔を背けた。
「昨日入部したんですけど、今辞めたとこです」
「出た。心空の気まぐれ。どうせ上手く行かないことでもあって、辞めるとか言ってるんじゃないの?」
「え!?」
綾先輩の台詞にドキリとする。
「その顔は図星でしょ?」
綾先輩の得意げな顔に、私は頬を膨らませた。
「また私が止める役やらなきゃいけないのかな?」
綾先輩がそらせた私の顔をニコニコしながら覗き込む。
私はプイと顔を背けた。

